臨床研究コーディネーター(CRC)の仕事がつらくなった時は?対処法はある?

CRC

 

仕事をしていると、様々な出来事が起こりますよね。

時には悩んだり、困難にぶつかることもあります。

どんな状況であれ仕事をする以上は、心身ともに健康な状態で過ごすのが一番です。

ミスが続いてしまった時など、誰しも落ち込んでしまうのは当然ですよね。

そこで今回は、仕事がつらくなってしまう主な原因と、辛くなってしまった時の対処法についてお伝えします。

 

CRCの仕事がつらくなってしまう原因は?

 

原因を探るということは、頭の中を整理するという意味でも大切です。

仕事がつらくなってしまうのには、大きな出来事から日々の積み重ねで起きるものまで様々あります。

自分が気付かないことでも、ストレスとなってあらわれることもあります。

以下が当てはまる場合は、ストレスに感じることもあるので、注意が必要です。

 

仕事量が多い

 

どの仕事にも言えることですが、限られた時間でこなせる業務量には限界があります。

期日までに間に合わない、確認不足でミスが目立つなど、うまくいかない状況が続くと辛くなってしまいます。

効率よく仕事をするのと、ただ業務量が多いのでは意味が違うので、自分のできる範囲で業務をして、キャパシティを超えないことが大事ですね。

特に新人の期間や覚えたてで慣れないうちは、焦らず多くの仕事を抱え込まないようにすることも大切です。

 

苦手な人がいる

 

CRCは仕事柄色々な人が関わるため、コミュニケーション能力が求められます。

時には話しづらいような内容も伝えなくてはなりません。

そこで苦手な人がいたりすると、自分の中でネガティブな感情に支配されてしまいます。

前に怒らせてしまったから話かけるのが恐いな、などと考え出すと余計に気になってしまうものです。

自分が壁を作らず、仕事だと思って割り切って接するなど、あまり考え込まないようにすることも大事ですね。

 

仕事のミスをしてしまう

 

みんな人間ですから、完璧な人などいません。

ミスしてしまうと気持ちも落ち込みますが、自分を責めることはありません。

私も何度も仕事でミスをしてきましたが、中には時間が経っても立ち直れない場合もありました。

それでも日々の仕事は続くので、同じミスはしないようにしようと気を付けて取り組むことが大切ですね。

場合によってはトラウマになってしまうので、ミスが原因で仕事をしていくのが不安になってしまう場合は、無理をしないことが一番です。

 

仕事がつらくなった時の対処法は?

 

人間誰しも落ち込んだり悩んだりします。それは決して悪いことではなく、自分を責めることはありません。

いかに仕事が辛くなる原因を無くせるか、割り切って仕事ができるかも大事ですが、一番は自分の体を気遣って無理をしないことです。

自分なりの対処法を見つけられると心も軽くなりますね。

 

事前の準備をする

 

不安な気持ちは、分からない問題や曖昧な状態からくる場合がほとんどです。

例えば医師から治験に入る為の候補の患者さんの連絡がきた場合、登録までの間のスクリーニングと呼ばれる期間内に登録基準に当てはまるか、確認しなければなりません。

時間との勝負なので焦ることがほとんどですが、事前に準備できるものを準備しておくことで、時間が短縮でき、気持ちも少しは楽になります。

治験は事前の準備にすべてかかっているといっても過言ではないので、自分が安心するためにも事前の準備を意識することが大事ですね。

 

上司に相談する

 

相談しやすい上司や先輩に、話をしてみるのも良いかもしれません。

同じ仕事をする上で、共感してくれたり、経験からのアドバイスをもらえたりします。

また、他の人に話すことで自分の心も軽くなります。気持ちを溜め込むのではなく、時には吐き出すことも大切ですね。

上司に言いづらい場合は同僚や、職場に相談する人がいない場合は、家族や友人など、心を許せる人に相談するのも良いです。

信頼している相手に話すことで、今まで自分が気付けなかったことにも気付けることがあります。

大切なのは、一人で抱え込まないことです。

 

小さな成功を紙に書く

 

小さな成功は、必ず自分の自信になります。

どんな些細なことでも記録として残すことで、物事がうまくいくイメージが作りやすくなります。

ミスばかりが頭の中で目立ってしまいますが、診察時に治験薬の用量変更について答えることが出来た、期日内に申請書を提出出来た、など、手帳やカレンダーに記入して、いつでも見返すことが出来るようにします。

日々の小さな成功が、大きな自信につながります。

 

趣味の時間を作る

 

仕事のことは一旦考えず、自分の好きなことや趣味に没頭することで気分転換になります。

休日は仕事のことを考えないようにするなど、意識するのが大切ですね。

 

しっかり睡眠をとり、規則正しい生活をする

 

生活していく上で、身体は資本です。

寝ている間にその日一日の出来事や思考が整理され、目覚めることでリセットされます。

寝不足や夜更かしなど、脳が休まらない状態だと、余計に考えたり身体もだるくなったりしてしまいます。

 

思い切って休む

 

どうしてもつらい場合、思い切って休むのも大事です。

休むことが決して悪いことではなく、身体が動かなくなってしまっては元も子もありません。

休むことで他の人に迷惑をかけると思わず、周りの人も迷惑だとは思いません。心身ともに健康な状態でいるのが一番なので、そのための休養だと思えば気持ちも軽くなります。

あまり先のことは考えず、今の自分の身体を大切にしてあげましょう。

休んでいる期間、考える余裕が出てきたときに先のことは考えれば良いのです。

 

まとめ

 

CRCの業務は、他部門との関わりもあるため幅広い知識が必要であり、膨大な書類も発生するため、効率よく署名の手続きや期限内の提出なども行わなければなりません。

負荷がかかることや非はなくても一方的に言われることもあります。

そのため少しでもストレスを感じたら、時には立ち止まって考えることが大切ですね。

ひとりで考えることも大事ですが、かかえ込み過ぎると余計に疲れてしまいます。

仕事がつらくなってしまった時はまず原因を探り、対処法を見つけていくことが大切です。



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